dog.017 闇の箱

第一章

朝10時、開店。
さすがは日曜日である。早速店内は活気に溢れた。
みなさま、お暇なのだろうか?
いや、今が空前のペットブームで
幸運な時期だった事は後で分かる事だ。
今分かる事は、最長老シーズーのスー爺さんがいた箱が、
空だということだ。

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dog.018 アメリカ猫の卒業

第一章

「短い時間だったけどよ、おまえといた時間は楽しかったぜ。
 少し寂しくなるな、、、
 でも俺たちはきっとあの太陽でつながっているさ。」

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あの犬・さん

第一章

あの日、僕たちは何も知らなかった。
野生の力を。
己の非力さを。
そして、どんな生き物にも心があることを。
アスファルトに落ちゆく、仔犬と鮮血。
救いの手は、届かなかった。

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dog.019 私のサルベージ

第一章

夢を見ていたのかもしれない。
あまりの急な展開に私の脳は許容範囲は超え、
一瞬意識を失ってしまった。

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dog.020 本音

第一章

そしてアパレルイケメンカップルが入店したのは、
オセロ夫婦の来店、10分後だった。

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dog.021 色黒旦那の本性

第一章

購入手続きは順調に進んで行くかのように見えた。
スタッフは動物病院の説明に入り、
色白奥さんはそれを熱心に聴講している。
ひとリを除き、みな購入に向けて邁進していたのだが。

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dog.022 みんなの本性

第一章

「いや、実はですね僕、小さい頃に犬に鼻を噛またんですよ。
 思いっきり鼻をですよ。ほら!ここに傷があるでしょ?
 それ以来もう、犬が嫌いで。」

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dog.025 白いゲート

第一章

覚悟が芽生えたと同時に、
嵐のような怒号の共振は、突然収束した。
もうだれも私には興味が無くなり、そこにはかつての日常があった。

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