あの犬・よん

第一章

「あの犬はね、、、どこかにいっちゃったの。」
「おかあさん、どうして。」
「かわいそうに、、、気がおかしくなっちゃったんだろうね。」
「鼻が、、、熱い。」
「先生が言ってたわよ。それくらいで済んで良かったって。」
「噛んだまま動かなくて、、、でも外してくれた。」
「鼻を噛まれたままもし、引っ張られてたら、取れてたって。」
「あの犬、泣いていたよ。」
「きっと色々、悲しかったんだろうね。」
「ねえ、あかあさん。
 あの犬と子犬、、、どこにいっちゃったの?」
「、、、、もう寝なさい、トモ、、、」


おやすみ



——— 私は犬のあん・第一章 完




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